熾し火のミッション

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熾し火は「人と人、人と自然の豊かな関係をつくること」を目的として掲げ、現在、焚火を囲む交流会や野外キャンプの企画・運営を行っています。

多くのアウトドアの楽しみ方がある中で、私たちはなぜ焚火にこだわるのか。

それは火を扱うことがとても原始的で、限りなくシンプルで大切な人間活動の一つだと考えているからです。

過去何千年ものあいだ、私たちは木を倒し、薪を割り、火を熾し、料理をしてきました。

自然の中から木々を燃料として得て、生活を快適にするためのエネルギーとして使っていました。

しかし、現代社会において、火は調節可能なものとして生活の背後に退いています。料理のため、暖をとるため、といった毎日の活動に使われていながらも、火そのものを意識する機会はあまりないでしょう。

火をエネルギー源としてみるなら、それは他の手段で代替できるものです。しかし、焚火には置き換えることのできない文化的な価値があります。

たとえば鍋を囲むように、皆で何かを囲み共有することの楽しさや、暗がりのなかでゆらぐ炎や薪のはぜる音による癒しの効果は、焚火という空間デザインだからこそ感じられるものです。

野外で焚火を囲み、火を感じ、リラックスした状態になっていると想像力が冴えていろいろなことを思い出します。そこに集まった人々と語り合うことで、思いがけないアイディアが浮かんでくることもあります。

火を囲むということ意識し、そのシンプルな活動に多様な価値を見出すこと。それが焚火にこだわる理由です。

熾し火の熾す(おこす)という言葉の意味は火をつけるということ。

人と焚火が出会い、人と人が出会うことで新しい何かがはじまる、何かに気づくきっかけになる、そんな思いを込めています。